ワイドショーで、最近の新入社員が、先輩、上司にも、取引先にもタメ口をきく、挨拶できない、のだという話題を放送していたのを見た。
そういった、言葉遣いや、挨拶の仕方、会釈の仕方、名刺の渡し方…のような新人研修をする会社の人が、「ここ7~8年とても増えてきている。」とおっしゃっていた。 確かに、親の躾や社会全体の風潮のせいもあるだろう。 でも、私は、この番組内では一言も話題にならなかったんだけど、これって、PHSや携帯電話の影響が一番大きいんじゃないか?と思った。 わたしたち世代は、社会人になる頃に、PHSが発売され、携帯も小さく、安くなってきて、手軽に移動通信手段を持てるようになった。 少なくとも学生時代までは、通信手段は固定電話。 ポケベルも流行ったけれど、今のメールとはまた違っていたように思うし、私と同年代では、それほどポケベルを持っている人は居なかった。 友だちと電話で話すためには、ほとんどの場合、まず家族(親が多いかな)と挨拶し、友人を電話口まで呼んでもらえるよう、また、留守なら伝言をしてもらえるよう、依頼しなくてはならなかった。 目上の人との会話が必要になっていた。 携帯だと、そういうことが一切ないからね。 煩わしさは無いけれど、学ぶ場面もなくなっているんだよね…。 スポンサーサイト
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